最新CPUをコスパで選べばintelCorei7−10700K

Core i7−10700Kは初値と比べて1万円、20%もの値下げで60,632円となっている(2021年1月下旬)

原因は2020年10月のRyzen5000シリーズの発表と、現状のRyzen5000シリーズは供給不足、その分intelシリーズの第十世代が安くお手軽に買えるのは現時点ではメリット。

性能とコスパはどうだ

CINEBENCH R20

CPU 全体 シングルコア
Corei9−10900K 6138 533
Corei7−10600K 4967 523
Corei5−10400F 3586 500
Corei3-10100 2167 449
Ryzen9 5950X 10145 633
Ryzen9 5900X 8641 634
Ryzen7 5800X 6063 628
Ryzen5 5600X 4513 602
Ryzen3 PRO 4350G 2357 465

(出典:DOS-V POWER REPORT編集部 DOS-V POWER REPORT 2021年春号 インプレス;季刊版、2021/3/29、20ページ)

グレードはi9とRyzen7がほぼ同等のスコア

ただ、(コア性能÷値段)=コスパ的に考えるなら、Corei7−10700Kがベスト。i5,i3もコスパが段違いに良い。最近のRyzenはたしかに性能が上がってきているが、そのぶん値段が上がりぎみで、コスパとしては落ちてきている感がある。

ただ、CPUの価値は、コア性能だけでなく、対応機能の充実さ、Ryzen3000/5000シリーズの場合だとPCIExpress 4.0をサポートしていて、高速なNVMe SSDが利用可能。RyzenCPUは予算高めのハイエンドを目指すのにぴったりな構成になってきている。

コスパ重視のCPU

Corei7−10700K
値下がり率がたかくて今注目のCPU。性能で言えばRyzen7 5800Xのほうが高性能。ただ、値段差が約2万とかなり高価なので、性能をどこまでも追求したい方はRyzen、とにかくお手軽ハイエンドを求めるならi7という感じになる
最近のGPU値段高騰を重視すると、CPUでのアドバンテージは稼ぎたいところ。
CoreI5−10400f

内蔵GPUがない分、値段が下がって19000円。定格クロックは低めだがブースト時は最大4.3Ghzと申し分ない性能だ65wのTDPからファンの静音性も期待できる

Corei3-10100
Ryzen5000シリーズにRyzen3がないので、このグレードではi3の独占状態。4コアだが、ゲーミングでなければ全く問題ないレベルだ。低予算自作PCとは相性がいいかもしれない。

では最新の11世代CPUはどうか?

「Rocket Lake」ではマイクロアーキテクチャが刷新されIPCが10%向上。
一方、プロセスルールは14nmとなっている。プロセスルールの縮小よりも現行の方がクロック数を高めやすいことから14nmとなっている模様。CPU直結で20レーンのPCI Express 4.0をサポート。
対応チップセットとしてはintel500シリーズとしてZ590/H570/B560/H510。

内蔵GPUは「XE」アーキテクチャを採用して、第10世代の50%増しの性能となっている。ディスプレイ出力としてはhdmi 2.0a、displayport (hbr3),Av1(10bit)のハードウェアデコードに対応するなどメディアエンジンも強化されている。

Intel発表資料ベンチマークテストの結果によると、corei9-10900Kの14%まし、Ryzen9 5900Xの11%増しのパフォーマンスとなっている。

メモリはddr4−3200/2933対応

第11世代coreシリーズは、ddr4−3200またはddr4−2933に対応。

ddr4−3200については、最上位のcorei9−11900k・fのみ、メモリコントローラも3200hzで動作する「gear 1」に対応。他のモデルは1,600mhzで動作する「gear 2」対応だという。ddr4-2933については、どのモデルもgear 1に対応する。

また、intel500シリーズでは、メモリのocのみh570/b560でも可能となり、低コストのプラットフォームでも拘束メモリの利用が可能になっている。

今回発表されたデスクトップpc向け第11世代coreシリーズのラインナップ。

末尾の規則
OC対応「k」
内臓gpuを省いた「f」
省電力版の「t」

最上位のcorei9-11900kは、8コア16スレッドで、最大周波数が5.3hz、tdp125Wという仕様。

従来のcorei9-10900kより2コア減って、core i7 11700kとのスペック上の差が少なくなっている。実製品のベンチマークテスト次第。

結論

intelの最新CPUも劇的に性能が向上するわけでもなく、Ryzenも品薄かつ値段が上がっている状況から考えるに、やはり第10世代のCPUが手に入りやすく値下がりしている状況はありがたいので、コスパで考えるならi7-10700K,i5-10400Fがベストとなる。